膜分離システム

MBR

膜分離システム(MBR)の導入により
省スペース化再生水の利活用
可能にします

MBRとは膜分離活性汚泥法(Membrane Bioreactor)の略称で、従来の自然沈降による沈殿池に代えて、膜を用いて固液分離する活性汚泥法のことです。
当社の膜分離システムは、パッケージ化された膜分離槽(処理量:1基につき100t / 日)を曝気槽の横に固定し、配管と電気を接続するだけ。
簡単な設置工事で設置面積の省スペース化が可能となります。また、分離膜によりろ過することで、高品質な処理水を安定的に得ることができ、再生水の利活用の幅が大きく広がります。
当社は、新設、改造、高機能化等の多様な目的に対応し、お客様にとって最適なシステムの構築をご提案します。

Feature

特徴

  • 従来の沈殿槽が不要となり、設置面積を小さくできます。
  • 汚泥濃度を高くして処理することができ、曝気槽容量を小さくできます。
  • 設置工事は、配管と電気を接続するだけです。
  • 分離膜によるろ過により、安定した水質が得られ、再生水の利活用が可能になります。
  • バルキング等による汚泥の流出がないため、運転管理が容易です。

Old Flow

従来の活性汚泥法の基本フロー

MBRs Flow

膜分離システムの基本フロー

生活排水や食品工業排水などの
有機性排水の処理に最適。
安定した処理水質水量の確保が、
再利用のフィールドを広げます。

有機性排水の処理には、従来から生物処理が広く採用されてきました。
当社は、さらなる省スペース化と処理の効率化を目指し、活性汚泥法に膜分離システムを導入しました。
膜分離システムの処理水は、トイレ洗浄水や屋上散水などに利用できます。またRO膜でさらに浄化することで、ボイラー用水や工場内洗浄水などとしても使用が可能になり、再生水の活用の幅が一段と拡大します。

Case study

導入事例

食品工場の種別

弁当製造工場

排水量

日最大300t

設置台数

100t×3基

設置面積

52㎡

処理水質(RO膜)

BOD1.0mg / ℓ以下

再生水利用

屋上散水・工場内清掃・トイレ清掃

食品工場の種別

野菜カット工場

排水量

日最大200t

設置台数

100t×2基

設置面積

35㎡

処理水質(RO膜)

BOD10mg / ℓ以下

再生水利用

屋上散水